結婚式で花嫁が着用するグローブ。
なぜ付けるのか、皆さんご存知ですか?
実は2つの意味が込められています。
1つ目は「露出をひかえる」ためです。
キリスト教では露出をしないことがフォーマルとされているため
少しでも肌を隠すためにグローブを身につけるのです。
2つ目は「無垢を表す」ためです。
結婚前の花嫁は無垢でけがれのない存在と考えれており
そんな無垢な花嫁を守り清めるために身につけるのです。
そして、挙式の指輪交換時にグローブをはずしますが
それも意味が込められています。
「今からあなたのものになります」といった花嫁の誓いです。
キリスト教式で式を挙げる際はグローブは必須アイテムですね!
また、グローブの形にも大きく分けて2つの種類があります。
5本の指がしっかりと覆われている指ありのグローブと、
フィンガーレスタイプです。
チャペル等の厳粛な挙式では
露出を控えた丈の長いロングタイプで指ありタイプの
グローブが基本ではありますが、
近頃はウエディングドレスのデザインに合わせて
バランスを取る方がほとんどです。
フィンガーレスタイプのグローブは
ブライダル用のネイルをしっかりと見せたい方や
指輪交換の際に着脱がうまくできるか心配な方に
多く選ばれています。
グローブの生地にも
サテン・オーガンジー・レース・コットンレースなどがあります。
色味もアイボリー・オフホワイト・ホワイトとあるので
ウエディングドレスやベールとの相性がとても大切です。
自分にぴったりなものが選べるよう、
ドレススタイリストに相談してみてくださいね!